MT4を使ってバックテストを行うには、過去足となるヒストリカルデータが必要になります。
これが無いと何も始まりません。
さらに言えば、このヒストリカルデータも正確なものなのかを見極める必要がありますが、私も実際にそれが正確なものかどうかはよくわかりません。
「ヒストリカルデータ ダウンロード」などで検索するとすぐに見つかるのがFXDDのサイトから無料でダウンロードできるものがあります。
ということで、FXDDのヒストリカルデータを使っていこうと思います。
ヒストリカルデータのダウンロード
FXDDのサイトに行き、目的の通貨のデータをダウンロードします。

MT4を開いてメニューの「ツール」⇒「ヒストリカルセンター」をクリックします。

ダウンロードしたデータと同じ通貨の1分足をクリックして、「インポート」をクリックします。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍しておき、参照ボタンからファイルを選択します。すると各値が表示されるので、「OK」をクリックします。

一旦、MT4を再起動します。
1分足から各足チャートを生成
1分足だけを使うのであれば以降の操作は不要ですが、通常はやるべき作業です。
メニューの「ファイル」⇒「オフラインチャート」を選択します。

オフラインチャート画面から、先ほどインポートした通貨を選択して「開く」をクリックします。
複数存在する場合は、必ず通貨名の後ろに「M1」と付いているものを選択しましょう。

するとチャートが表示されます。

次に左側にあるナビゲーターの「スクリプト」の中に、「PeriodConverter」があります。こちらをダブルクリックします。

「パラメーターの入力」タブで「5」と入力して「OK」をクリックします。

これで5分足のチャートが生成されます。
他の足を生成する場合は、15、30、60、240、1440といった値で繰り返し手順を実行する必要があります。
ちなみに、私は「period_converter All」というものを使用しています。こちらを使用すると、すべての足を生成してくれるので便利です。
標準では入っていないスクリプトなので、使いたい場合は検索してみてください。