【MQL学習】実践編 ~ 「難しい」から卒業できる

このページでは、MQL学習 実践編となります。少しずつ難易度も上がって難しく感じるかもしれませんが、コードを一行ずつしっかり読み解いていくことで理解できると思います。

実践編では、ロジックを考えてその条件のアロー(矢印)表示や勝敗がわかる形でオブジェクトを作成することで、実際にバックテストが取れるようになるまでの学習をしていきます。

目次

5分足確定足ベースのロジックを考えてみる

アロー表示するためには、特定のロジックを考えなければなりません。

優秀なトレーダーは自分なりのロジックを持っているはずです。そしてそういった優秀なロジックは公開しないので、自身で探していかなければなりません。

MQL学習ではロジックを表現するためのコードは書けても、ロジックのアイデアはプログラミングでどうすることもできません。

優秀なロジックはアイデアを一つずつ絞り出していき、それぞれのバックテストを試して有効性を確認していくしかありません。

初心者の場合、そのロジック自体のアイデアが浮かばないこともあるかと思います。

ここではサンプルとなるロジックを一つ考え、その条件でアロー表示やバックテストが行えるようプログラミングしていきます。

インジケーターが完成してしまえば、ロジックの部分を改良するだけでバックテストも取れるので有効性についても確認できるようになります。

カスタムインジケーターの基本を理解する

カスタムインジケーターを作成した際に、標準で記述されたコードがあります。

それがどういった内容でどんな役割を持っているかを理解することがとても重要です。

そんなに難しいものではありませんので、しっかり理解してオリジナルのインジケーターを作っていけるようにしましょう。

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アロー(矢印)の出し方

アローの基本的な出し方を理解しましょう。

一度コードを書いてしまえば、使いまわしもできる内容となっていますので、しっかりと理解した後で、自分だけの条件を作ってアローを出してみましょう。

まだ、バックテストが取れなくてもアローが表示されているチャートを見るだけでもとても勉強になります。

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アローの位置から判定時間の割り出し

判定時間の割り出しが出来れば、その時間足の価格を求められるようになりますので、エントリーの勝敗を確認することが出来るようになります。

判定時間の求め方は色々なコードの書き方があると思いますが、作成過程も含めて説明していますので、理解もしやすいかと思います。

詳細はこちらのページを参照してください。

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勝敗を確認

ここまでくれば既にバックテストは取れている状態になります。

エントリー時間の価格と判定時間の価格を確認し比較することで、勝敗をチェックできるようになります。

それをprintf()関数を使って出力させることで勝敗が確認できるようになります。

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オブジェクトを表示

printf()関数を使って勝敗が確認できるようになりましたが、できればMT4チャート上で勝敗が分かりやすくなっているとなお便利です。

勝敗結果をオブジェクトで表示する際に、インジケーターバッファを使用して表示する方法とオブジェクトを使って表示する方法があります。

インジケーターバッファは既にアロー表示で使っているので、オブジェクトを使って表示してみます。

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勝率を確認

オブジェクトを使って勝率をチャート上に表示させます。

オブジェクトを画面右上右下に固定し、それぞれの勝率を表示させます。

それによりチャートを開いたときに一目で勝率が分かるので、素早い分析もできるようになります。

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