このページでは、バックテスト結果の勝率を表示して確認する方法について解説します。
この実践編をすべて見ていただければ、既にバックテストはできる状態になっています。
実際に色々な通貨に作成したインジケーターを適用して勝率を確認してみましょう。
目次
完成形の説明
エントリーポイントとなるローソク足に、アローと勝敗結果のオブジェクトが表示されています。また、右上右下にLowエントリーHighエントリーの勝率、勝ち数、負け数を表示されるようになりました。
![](https://trade-engineer.com/wp-content/uploads/2021/03/080ba5ce4063fbcbb69565c759bf8f64.png)
このインジケーターを他の通貨ペアにも適用して確認してみたいと思います。
MT4チャートを表示して勝率を確認
MT4を開き、メニューバーの「ファイル」⇒「新規チャート」を選択し、任意の通貨ペアを開きます。
![](https://trade-engineer.com/wp-content/uploads/2021/03/217ae3cec15aae992c2099796f918c6a.png)
5分足チャートを開いた状態で、作成したインジケーターファイル名をダブルクリックします。
![](https://trade-engineer.com/wp-content/uploads/2021/03/7b6b3966cb9e34a6a9bd7582c0a76b42.png)
「OK」をクリックします。
![](https://trade-engineer.com/wp-content/uploads/2021/03/6d74970f489f8dfa123897fb0cf410d7.png)
しっかりと表示されていることがわかりました。
![](https://trade-engineer.com/wp-content/uploads/2021/03/98ebccaa3701c84aa3bc8587624cd539.png)
このチャートだけを見ていると勝っているように見えますが、勝率を見ると低いことが分かります。
チャートの期間や通貨ペアによって勝率も変化しますが、正確なバックテストを取るのであれば、長期間のデータを使用して確認しないと効果がありません。
最後に
実践編はここまでです。
お気づきの方もいるかもしれませんが、ここまで作成してきたこのインジケーターは問題点も含まれています。
初めから完璧なものを作る手順で伝えていくと理解できないまま進むことになってしまうので、あえてこのように進めました。
そこらへんは応用編で改善していこうと思います。
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