MT4の音が出ないときは、イベント音・手動アラート・MQL4のPlaySoundを分けて確認しましょう。それぞれ設定と対応ファイルが違います。まずパソコン側の音を確認し、次にMT4のどの機能から音を出そうとしているかを特定すると、原因を絞りやすくなります。
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パソコン側の出力を先に確認する
ほかのアプリで音が出るか、スピーカーやヘッドホンの接続先が合っているか、MT4だけミュートになっていないかを確認します。外部モニターやBluetooth機器へ音が出ている場合もあります。MT4の再インストールを始める前に、OSの音量・出力先を確認しましょう。
| 症状 | 次に確認する場所 |
|---|---|
| どのアプリも無音 | OSの出力先、機器の接続、全体の音量 |
| MT4だけ無音 | アプリ別の音量とMT4の音設定 |
| 一つのアラートだけ無音 | そのアラートの有効・条件・動作・ファイル |
| テスター内のプログラムが無音 | 関数のテスター対応とログ |
MT4のイベント音は全体と個別を確認する
MT4公式ヘルプのイベント設定を参考に、「ツール」から「オプション」のイベントを確認します。音の有効設定と、対象イベントごとの有効・無効は別です。全体が有効でも、必要なイベントが無効なら、そのイベントの音は鳴りません。
音のファイルが割り当てられているかも見ます。別のMT4環境へ移行したあとに、元の環境のファイル名だけが残っていないか確認してください。すべてのイベントを有効にするのではなく、確認したいイベントから切り分けます。
手動アラートはTestで音と発生条件を分ける
公式のAlerts説明には、アラートの設定とTest操作が案内されています。Testで音が出るなら、音の出力とファイルの問題ではなく、発生条件の方を確認できます。
- アラートが有効になっているか
- ActionがSoundになっているか
- 対象の銘柄とBid・Askなどの条件が合っているか
- 期限切れや、繰り返し回数の上限になっていないか
- 再生するファイルが存在し、選択できているか
公式ヘルプでは手動アラートの音にWAV・MP3・WMAが案内されています。「MT4の音は全部WAVしか使えない」という説明は、この機能には当てはまりません。
MQL4のPlaySoundはWAVと保存場所を確認
MQL4のPlaySound仕様では、対応するのはWAVファイルで、terminal_directory\Sounds内のファイルを指定します。複数のMT4がある場合は、実行する端末の場所を確認してください。手動アラートの対応形式を、そのままPlaySoundへ当てはめないでください。
戻り値がtrueでも、仕様上はファイルが見つかったことを示すため、スピーカーから実際に聞こえたことの証明にはなりません。falseならファイル名と配置を、trueなのに聞こえなければ音量や出力先などを調べます。
ストラテジーテスターでは音を動作確認できない
PlaySoundはストラテジーテスターでは動作しません。Alert関数もテスターでは動作しないとされています。テスターで無音だったことだけを、プログラムの条件が通っていない証拠にしないでください。
プログラム側を調べる場合は、条件が実行されたかをログで確かめ、デモ環境など通常の端末で音の設定を確認します。本記事は各機能の公式仕様を整理したもので、特定のEAを実機で動作検証した結果ではありません。
再インストールの前に問題の範囲を記録する
OS、MT4のバージョン、無音になる機能、Testの結果、ファイル名、ログをメモすると、サポートへの相談が具体的になります。設定を変える場合は一つずつ試し、何を変えたかを残しましょう。既存EAやテンプレートを消す操作は、必要なデータの保存先を確認してから行ってください。


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