このページでは、MQLを勉強していくために適したパソコン(PC)選びについて解説します。
PCスペックに正解はありません。
高スペックであればあるほど良いものですが、かといって高スペックすぎても無駄な予算をかけてしまうことにもなります。
そのため、MQL学習に適したパソコン構成についてお話しします。
既にパソコンも用意出来ていて準備万端という方は早速MT4をインストールしていきましょう。
デスクトップ or ノートパソコンどちらを選ぶべきか
こういった質問をよく聞きますが、結論から言うとデスクトップパソコンです。
なぜなら、同等スペックのPCを購入するなら、デスクトップのほうが断然安いからです。
他にもいろいろな理由はありますが、総合して考えてもこの理由が一番かなと思います。
もちろんノートパソコンでもバックテストは取れますので、すでにお持ちの方で新しく購入する予算が無いといった方はそのままノートパソコンで勉強していけば大丈夫です。
スペックが重要
ノートであろうとデスクトップであろうと、スペック選びが重要です。
予算に限りがある場合は、その予算内でなるべく高スペックになるように考えながら各パーツを選ぶ必要があります。
OS
OSは、Windows 10 Home で良いと思います。※2021年時点
MacにもMT4がインストールできるようですが、その他のツールを使用したいと思ったときに、ほとんどがWindows 対応なので、Windows を選んでおけば間違いありません。
CPU
CPUは、人間の脳に例えられることが多いですが、パソコン上での情報処理を行うものです。
CPUのメーカーは、Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)のが有名です。
Intelの基準でお伝えすると、Core i5 以上をお勧めします。AMDで同等スペックであればRyzen 5になるんでしょうかね。
世代というものがあるので、こちらは新しい方が良いです。(第10世代 ※2021年時点)
メモリ
メモリは、「机」に例えられることが多いですが、CPUが処理するためのデータをメモリ上に一時的に記録しておくためのものです。
メモリが大きいほど、一度に処理できるものが多くなるため、処理速度にも影響してきます。
メモリは8GB以上をお勧めします。
HDD/SSD
HDD/SDDは、「本棚」に例えられることが多いです。
処理が完了したデータを保存しておくためのものになりますが、容量が大きければ大きいほど大量のデータを保存できることになります。
最近はSSDが主流になってきていますし、HDDよりもSSDを選ぶことをお勧めします。
書き込み速度が断然違うためパフォーマンスもかなり変わってきます。
さらにM.2 SSDの方が良いです。
グラフィックボード
MT4チャートを表示する程度であれば、グラフィックボードは必要ありません。
マザーボードに内蔵されたもので十分です。
モニター
モニターは2枚以上をお勧めします。
もちろん1枚でも構いませんが、2画面あるだけで作業効率が劇的に変わります。
調べ物をするためにインターネット検索しその情報を確認しながらMetaEditorで作業するといった際に、画面を切り替える必要がないので、とても便利です。
最近は2画面対応のマザーボードが搭載されたパソコンが売られているので、気にせずモニター2枚で使えるようになるものが多いです。
結局何を選べば良いのか
各パーツについてあまり詳しくない方は、BTOパソコンでスペックを選択して購入することをお勧めします。
例えばこちらのサイトであれば、CPU「Core i5」、メモリ「8GB以上」、SSD「SSD搭載全て」で検索すると、10万円前後のパソコンが多く見つかります。
バックテスト用でグラフィックにこだわらないのであれば、「インテル内蔵グラフィック」を選択することで、もう少し安いものも見つかります。
あとはモニターを用意すれば良いだけなので、全て揃いますね。
BTOパソコンは他でも見つかりますので、 他のメーカーでも検索してみると良いと思います。
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