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バックテストを取ろう

「いきなりそんなこと言われても自分には出来ないよ…」

そんな風に思うかもしれません。

今ではバックテストが取れるようになっていますが、僕も初めは何から手を付けていいのか分かりませんでした。

ここでは、バックテストが取れるようになるまでの手順や、必要な知識や技術について紹介します。

バックテストって何?

当たり前のようにバックテストという言葉を使っていますが、何のことかわからない人もいるかもしれませんので、簡単に説明させて頂きます。

バックテストとは

バックテストとは過去チャートのデータを用いて、自分の手法の有効性を確認する手段です。

要は、自分のエントリーポイントが勝率何パーセントあるのかを把握することが出来るようになるので、予め勝率等を知っておくことで、これからの相場で戦う際の一つの根拠にすることが出来るのです。

どうやったら出来るようになるの?

まずは以下の準備が必要です。

準備するもの
  1. バックテスト用のパソコンを用意
  2. MT4をインストールする
  3. MQL言語について理解する

MT4というFX業界では有名な取引ソフトで、そのソフトにある機能で使用されている主な言語がMQLというものになります。

このMQL言語で自分の手法となるコードを書いていくことになります。

とは言っても、MQL言語を理解できても、すぐにバックテストが取れるわけではありません。

バックテストを取るためには、そもそも手法の確立から判定結果を求めたりとやることがいっぱいあります。

バイナリーオプションのバックテスト
  1. エントリー手法を考える
  2. その手法をコード化する
  3. エントリー条件のところでアローを出す
  4. 判定時刻を求める
  5. エントリー時の価格と判定時刻時の価格を比較する
  6. 比較結果に基づき、勝敗を計算する
  7. 勝敗数から勝率を計算する

これだけ見るとすぐに挫折してしまいますよね。

自分も最初からこんな事が出来るようになっていたわけではありません。

何年もかけて一つ一つクリアしていったら、気づいたら出来てたって感じです。

焦らず地道に努力してけばいいんです。エンジニアなんですから!

パソコンを用意しよう

パソコンがないと始まりません。

すでにパソコンを持っている場合は新しく買う必要はないかと思いますが、できれば以下の構成が望ましいです。

おすすめ
  1. デスクトップPC
  2. モニター2枚以上
  3. スペックは可能な限り高性能

これを言うと、「ノートPCじゃダメなんですか?」とか「モニター1枚でも良いですか?」とか「スペックは○○でも大丈夫ですか?」とか質問を受けますが、基本的に正解はないので、何でもいいです。

環境を整えれば、それだけ効率よく進められるというだけです。

進めていくうちにスペック不足を感じたり、モニターを追加したいという思いが生まれてくると思います。

そうなったときに用意するのでも大丈夫です。

MT4をインストールしよう

MT4をインストールするといっても、どこからダウンロードすれば良いのかって感じですが、基本的にMT4を扱っている証券会社であればどこでもいいかなと思います。

バイナリーオプションの場合は、実際の取引はMT4は使いませんので、証券会社のデモ口座が用意されているようであれば、そちらで構いません。

いずれFXもやっていきたいということであれば、本口座開設してもいいかもです。

参考証券会社
  • XMTrading
  • FXDD
  • 楽天証券
  • OANDA

プログラミング言語MQLを勉強しよう

MT4を開いただけなら、MQLについて意識する必要もありません。

ただ操作するだけですからね。

MQLを扱うにはMetaEditorを開いて作業する必要があります。

ここで扱う言語がMQLになります。

詳しい説明記事はこれから増やしていく予定です。

自分には無理かも…

そう思ったあなたは正しいです。

バイナリーオプションのバックテスト
  1. エントリー手法を考える
  2. その手法をコード化する
  3. エントリー条件のところでアローを出す
  4. 判定時刻を求める
  5. エントリー時の価格と判定時刻時の価格を比較する
  6. 比較結果に基づき、勝敗を計算する
  7. 勝敗数から勝率を計算する

もう一度おさらいすると、上記すべてをプログラミングしていくことになります。

正直に言って難しいです。

ただ、①~③まではそこまで難しくありません。

④以降は激ムズです。

バックテストツールもあるから大丈夫

心配しなくても大丈夫です。

世の中にはそんな人のためにバックテストツールも存在します。

アローまで出せるようになれば、あとは自動的に判定時刻や勝敗を計算してくれるツールがあります。

そういったツールを利用することで、自分は手法の開発に励み、バックテストをひたすら取るということが出来るようになります。

バックテストが取れるようになったら、どんどんエントリーしていきます。

エントリーしていこう「まだ納得いく手法が見つかってないのでエントリーできません」 バックテストが取れるようになっているのに、その手法を使ってエントリー...

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